2011年10月27日木曜日

再臨運動の歴史(26)獣の刻印とは何か?

「また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。」(ヨハネ黙示録13:16,17)

上記の聖書の言葉が「獣の刻印」の預言です。
獣の刻印とは何でしょうか?

「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、 神の怒りの杯、、、、を飲み、、」(ヨハネ黙示録14:9,10)

上記の聖書の言葉の
獣とその像とは何でしょうか?

まず、獣は法王制とされています。過去の歴史において強制力を持って人々に礼拝を強要したのは法王制だったのです。

2つの角を持った獣は、「また、小さき者にも、大いなる者にも、富
める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、
その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を
買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、
または、その名の数字のことである」(黙示録 13:16、17)。

第3 天使の警告は、「おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を
受ける者は、神の怒りの杯・・・・を飲」むと告げている。

このメッセージの中にあげられている「獣」、それを礼拝するようにと
2つの角を持った獣が強制するところの獣は、黙示録13章の最初の獣、
すなわちひょうに似た獣―法王制―のことである。

「獣の像」は、プロテスタント諸教会が自分たちの教義を強制するために
公権力の助けを求める時に起きてくるところの、そうした背教のプロテス
タント教会を表している。ここで、さらに、「獣の刻印」が明らかにされ
なければならない。

引用はエレン・G・ホワイト著「各時代の大争闘」 CD-ROM福音社版より。段落わけや背景色は投稿者による。

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