2011年10月12日水曜日

再臨運動の歴史(13)主に会う準備

1844年当時、再臨を待ち望む人々は、再臨を伝えるメッセージを伝えましたが、主キリストに会う準備ができていなかった、とされています。再臨待望者は「彼らの着物は汚れがなく、彼らの品性は、血をそそがれて罪から清まっていなければならない。」と記されています。

しかし、人々は、まだ主に会う準備ができていなかった。まだ、彼ら
のためになされねばならぬ準備の働きがあった。彼らは、まず光を受
けて、天にある神の宮に心を向けねばならなかった。


預言者は語っている。「その来る日には、だれが耐え得よう。そのあ
らわれる時には、だれが立ち得よう。彼は金をふきわける者の火のよ
うであり、布さらしの灰汁(あく)のようである。彼は銀をふきわけ
て清める者のように座して、レビの子孫を清め、金銀のように彼らを
清める。そして彼らは義をもって、ささげ物を主にささげる」
(マラキ 3:2、3)


天の聖所におけるキリストのとりなしがやむ時地上に住んでいる人々
は、聖なる神の前で、仲保者なしに立たなければならない。彼らの着
物は汚れがなく、彼らの品性は、血をそそがれて罪から清まっていな
ければならない。キリストの恵みと、彼ら自身の熱心な努力とによっ
て、彼らは悪との戦いの勝利者とならなければならない。

天で調査審判が行われ、悔い改めた罪人の罪が聖所から除かれている
その間に、地上の神の民の間では、清めの特別な働き、すなわち罪の
除去が行われなければならない。この働きは、黙示録 14:の使命の
中にさらに明瞭に示されている。


引用文はエレン・G・ホワイト著「各時代の大争闘 」CD-ROM福音社より引用。
段落わけと背景色は投稿者による。

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