2011年11月17日木曜日

再臨運動の歴史(32)安息日遵守は再臨の時の教会の特徴

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安息日はアダムの時から守ったもので、その後も忠実な人々が尊んできました。
最終時代に、永遠の福音がのべ伝えられます。その結果、神の戒めを守る、イエスを信じる信仰を持ち続ける聖徒が多数現れるのです。

「ここに、神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の忍耐がある」
(黙示録14:12)

創造主の休息と祝福とによって聖別された安息日は、罪を犯さないアダ
ムが聖なるエデンにおいて守ったものであり、また、堕落したが悔い改
めたアダムが、楽園を追放された後も守ったものであった。安息日は、
アベルから義人ノア、アブラハム、ヤコブに至るすべての家長たちが守
った。選民がエジプトに奴隷になった時、多くの者は、広く行き渡って
いた偶像礼拝のただ中で、神の律法の知識を忘れた。

しかし、主は、イスラエルを救い出された時、集まった群衆に、大いな
る威光の中で、ご自分の律法を宣言された。それは彼らが神のみこころ
を知り、永遠に神を畏れ神に従うためであった。

その時から現在に至るまで、神の律法に関する知識は地上で保たれ、
第4条の安息日は守られてきた。「不法の者」が、神の聖日を踏みにじ
りはしたが、その至上権時代にあっても、ひそかなところに隠れて、忠
実な人々が安息日を尊んでいた。


これらの真理は、黙示録 14 : において「永遠の福音」と関連して示
されているように、再臨の時のキリストの教会の特徴である。なぜな
ら、三重の使命が伝えられる結果として、
「ここに、神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の
忍耐がある」
と言われているからである。そして、この使命は、主の再臨に先だって
伝えられる最後のものである。これが宣布されたあと、直ちに、人の子
が地の収穫を刈るために栄光のうちに来られるのを、預言者は見たので
ある。

Flower / 花(はな) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)

引用はエレン・G・ホワイト著「各時代の大争闘」 CD-ROM福音社版より。段落わけや背景色は投稿者による。

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