安息日は最終時代に回復されるという預言が、イザヤ書に書かれています。
なぜ、安息日なのか?
神=主が世界を創造されたことがはっきりと記されています。安息日は創造主を示しています。
安息日が回復されるとき、創造主なる神が人々に知られ、あがめられるのです。
8 安息日を覚えて、これを聖とせよ。
9 六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。
10 七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。
11 主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである。それで主は安息日を祝福して聖とされた。(出エジプト記20章)
最後の時代に安息日の改革の働きが完成されることが、イザヤの預言
の中に予告されている。
「主はこう言われる、『あなたがたは公平を守って正義を行え。わが
救の来るのは近く、わが助けのあらわれるのが近いからだ。安息日を
守って、これを汚さず、その手をおさえて、悪しき事をせず、このよ
うに行う人、これを堅く守る人の子はさいわいである。』」
「また主に連なり、主に仕え、主の名を愛し、そのしもべとなり、すべ
て安息日を守って、これを汚さず、わが契約を堅く守る異邦人は―わ
たしはこれをわが聖なる山にこさせ、わが祈の家のうちで楽しませる」
(イザヤ 56:1、2、6、7)。
この聖句が、キリスト教時代にあてはまることは、その前後関係から
見て明らかである。「イスラエルの追いやられた者を集められる主な
る神はこう言われる、『わたしはさらに人を集めて、すでに集められ
た者に加えよう』と」(同 56:8)。ここに、福音によって異邦人
が集められることが予告されている。そして、その時安息日を尊ぶ者
たちに、祝福が宣言されている。こうして、第4条を守る義務は、キ
リストの十字架と復活と昇天を越えて、彼のしもべたちが福音の使命
をすべての国民に宣べ伝える時にまで及ぶのである。
主は、同じ預言者によって、「あかしをたばねよ。律法をわが弟子た
ちのうちに印せよ」と命じておられる(イザヤ 8:16・英語訳)。
Bind up the testimony, seal the law among my disciples.
(KJV)
神の律法の印は、第4条の戒めの中に見いだされる。十戒の中で、第
4条だけが、律法を与えた方の名と称号とを2つとも明らかにしてい
る。それは、彼が、天と地の創造者であることを宣言し、したがって、
他のすべてにまさって崇敬と礼拝を受くべき方であることを示してい
る。この戒めを除いては、だれの権威によって律法が与えられたかを
示すものは、十戒の中に何もない。
英文の挿入は投稿者による。
引用はエレン・G・ホワイト著「各時代の大争闘」 CD-ROM福音社版より。段落わけや背景色は投稿者による。
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