研究の結果、彼らは、地上が聖所であるという一般の見解を支持する
証拠が、聖書にないことを知った。しかし、聖書には、聖所とその本質、
場所、奉仕などの問題が十分に説明されているのを彼らは見いだした。
このことについての聖書記者たちの証言は、疑問の余地がないほど明瞭
で十分なものであった。使徒パウロは、ヘブル人への手紙の中で、次の
ように言っている。
「さて、初めの契約にも、礼拝についてのさまざまな規定と、地上の聖
所とがあった。すなわち、まず幕屋が設けられ、その前の場所には燭台
(しょくだい)と机と供えのパンとが置かれていた。
これが、聖所と呼ばれた。また第2の幕の後に、別の場所があり、それ
は至聖所と呼ばれた。そこには金の香壇と全面金でおおわれた契約の箱
とが置かれ、その中にはマナのはいっている金のつぼと、芽を出したア
ロンのつえと、契約の石板とが入れてあり、箱の上には栄光に輝くケル
ビムがあって、贖罪所(しょくざいしょ)をおおっていた」
(ヘブル 9:1―5)。
聖所の目的や利用法は旧約聖書に詳しく書かれています。そして、新約聖書でも上記のように確認されています。再臨の研究者たちは、聖所についてさらに聖書を研究し、聖所が天にもあることを発見します。
引用は「各時代の大争闘」福音社版CD-ROMからの引用です。(段落や背景色は投稿者による)
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